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作者の四方山話2

会社の創設。それまで勤めていた会社を飛び出し、1991年自ら会社を設立、全てゼロから始める。一年で自分なりに軌道にのせることができ、社員も徐々に充実し始める。社会の荒波に負けず、幸いなことに色々ありながらも法人として運営できるようになる。
その後、1998年に肖像画家へ方向転換。会社を創立したときの、ゼロから1を創りだすという経験は、その後物怖じすることなく肖像画家という別の新天地へ移行するときの滑走路となりました。仕事の経験を通して、何万人という新規の人との出会いの経験が、肖像画という特化したジャンルにとっては見事に生かされることになり、遅蒔きながらも今日の肖像画を描く環境に浸かることになりました。

作者の四方山話2 写真その2 

気持をシフトする一つの導きとなったある日の出来事です。ちょっとした経緯で仕事の合間、初めてお会いするおばあちゃんに、お茶をご馳走になることになりました。
住んでおられるアパートの一室におじゃまさせて頂いた時の事を今でも覚えています。決して裕福とは思えないことはお部屋の状況から推察できました。すでにアパート自体もかなり年代を重ねたものでした。
お部屋にあがると、思いがけず、お部屋の中央に飾られた若い女性の肖像画が目に飛び込んできたのです。おばあちゃん、ひょっとしてこれおばあちゃん?と尋ねました。全体の雰囲気がそれらしかったからです。するとおばあちゃんの瞳が輝き昔を懐かしむかのように語りはじめました。そしていつしか聞き入っている私がそこに居ました。
昔は裕福で大きなお屋敷に住んでいた様子で、おばあちゃんが若かった頃、お家には何人もの書生さんが下宿されており、その中の美大に通う学生さんが記念にと肖像画を描いてくれたそうです。ほのかな恋心が介在したかは分かりませんが、そこにはおばあちゃんの青春時代がありました。本当にうれしそうに、また懐かしそうにお話をされるおばあちゃんを見ると、いろいろな事があり現在はお一人暮らしで孤独な生活の中にあっても、他人には分らない精神的に豊かな心をお持ちであり、いろいろな時代の移り変わりの中にあっても、肖像画をおばあちゃんが大切にされてきたように思えました。

肖像画が心温まるその方の歴史を語りかけてくれたように強烈に印象として残るとともに忘れかけていた私の絵心に火をつけたように思えたのです。
一枚の肖像画がこんなにも人生に癒しを与え、心に響く力を持っている事に感銘を受けました。この出来事は私にとって、その後、忘れかけていた大きな夢を思い出すことになり、小さい頃から好きだった絵と、肖像画というものが見事に合致した瞬間でした。
ずいぶん遠回りしてきたようですが、振り返ると、きっかけを作った出来事を含めこれまでのことは何一つ無駄なことはなく、結果的に色々な事が全てこの肖像画を描くという仕事に結びついていたように思います。人生万事塞翁が馬・・・・。

機械設計の仕事に従事、大手電機メーカーにて開発の為の新規設備の設計に関わりました。さらにテクニカルイラストレーションの技法も学び、表現することでは左脳と右脳が交互に混ざった勉強ができたように思います。絵で云う細密画といっても、設計製図における細密さは比較できないほど理にかなった超スーパー細密です。そんな経験が、私の場合肖像画を描くうえで細部の表現をそれほど抵抗なく可能にしてくれていると考えます。

営業における仕事では交渉相手の心の動きを読み取り、一歩先の対策を瞬時にこなさなくては、契約に結びつきません。こんな才能はよほどの人物でなければ持ち合わせていないと思います。凡人にとってこれはまさに日々の積み重ねでしか習得できません。営業の成果が習得の証になり、生真面目さが唯一のとりえの私にとって、逃げ道を探す器用さが無かったおかげか、皮肉にもそれなりに業績を上げることができました。業種で云えばある意味売上至上主義的、足の引っ張り合いのような緊迫したところも多分にあった世界でした。天網恢恢疎にして漏らさずではないですが、人は誰とは云わず見てくれているようで、いつのまにか係長になり支店長になり、取締役部長という肩書きまでいただきました。私にとって当時は、素直な意味で会社に身を捧げたように馬車馬の如く一生懸命に働いた時代でした。今思えば、貴重な経験の数々だったと思います。

始めたばかりの肖像画教室、私の教え方は決して器用ではありませんが、お教えする熱意には自信があります。営業の経験は教わっている方の表情や仕草を感覚的に理解したうえで、的確なアドバイスに結びつけることに役立っているようです。もちろん一番大事なことですが笑いも、しっかり取るように心がけています。笑いは心のリラクゼーション。

現在は会社員当時のことがウソのように、ここ数年目覚まし時計のベル音を忘れています。目が覚めたときが朝で眠くなったときが就寝時間といった、時計に振り回されていたときと全く正反対な生活をしています。自由業というのはこういうことを言うのでしょうか。憧れの家でできる仕事肖像画“家”生活です。
もちろん自営でお仕事をされている方でしたらお分かりでしょうが、サンデー毎日な生活(かなり古い表現ですが)などなく、自分を保証するものは自分を信じる心だけです。自ら起動、行動、実践しない限りは、仕事の始めも終わりもありません。達成感は充実した仕事をこなしてこそ得られるものです。自分で生涯を通してチャレンジできる仕事を実践していることの充実感があればこその納得の生活です。
現在全国の皆様から肖像画のご依頼を徐々にいただけるようになり、どうにかこうにか日常生活と肖像画制作が一体になっております。生活が成り立つとは、収入が仕事から発生することをいいます。すなわちお客様あっての私の肖像画家生活です。これからは継続することの難しさを大いに学ぶことになるでしょう。お客様の厳しい眼にかなう肖像画を描けるよう頑張ります。

身近に頑張っている皆さんがいることで、私も支えられ感謝の気持で頑張れます。
このページを最後まで眼を通していただきましてありがとうございます。時には情けなく、落胆し、高揚し、恥をかきで、こんな感じで今日まで不恰好に生きています。画家と云うにはふさわしくない、芸術とはむしろ対極的な私の半世紀のお恥ずかしい体験話もまじえました。校正を兼ねて読んでもらう妻には、文章が長過ぎとよく小言を言われます。
肖像画教室に興味をもたれた方達のお話の様子では、皆さん文章を最後までよく読んでいただいているようです。貴重な時間を使っていただいて大変ありがたくお礼を申し上げます。

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